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フードファディズム―メディアに惑わされない食生活 (シリーズCura)フードファディズム―メディアに惑わされない食生活 (シリーズCura)
(2007/10)
高橋 久仁子

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 産直市場にちょっと珍しい食材を出荷する際、売れるかどうか不安なために(法の範囲内で)健康効果を書いたPOPをつけることがあるのですが、この本を読んで今後そういうことをする際には気をつけないといけないなあと考えさせられました。

 フードファディズムの定義は

食べものや栄養が健康と病気に与える影響を過大に信じること、科学が立証した事実に関係なく何らかの食べものや栄養が与える影響を過大評価すること


 最近では「健康情報娯楽番組」によるフードファディズム問題がクローズアップされ、それによって番組が打ち切られたこともありましたが、生産者としてこの問題にどう向き合うべきかは難しいところです。これだけ豊富な食材が氾濫する現代において、生産物をコモディティにせず、他と差別化するためには健康効果のアピールも重要になっています。しかしウソ大げさなアピールが消費者の健康を害し、ときには死に至らしめる事例すらあることは本書にあるとおり。

 まずは生産技術同様に健康効果に対してもリテラシーを磨いて、その研究結果が本当に有効なのかを見極めること。そしてなによりも、ウソをつかない職業倫理を大切に持っていたいものです。
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